2018-02-04 夢と闇 詩のようなもの 空はどこまで続いてるのだろうと考えていると やがて黄昏になり 闇夜になった そのびっしりの暗がりは 黄泉の草原のようで からだのなかをも貫いている 空がどこまで続いているのか考えていると わたしはわたしに帰って来た そんなこともすでに知っていたような気がする それを言葉にする前のやはりもっとも身近な暗がりに 夜になると わたしたちは目もあやな鮮やかな夢をみる 朝になると 夢は光りにひっそりとまぎれる